2021年09月09日

温度について

薬品や、食品等の保存法について、
冷蔵庫保存、とか、冷暗所保存とか、表記があります。

日本薬局方に温度に関する定義が示されています。
後半の部分は、試験における条件の説明ですが、前半に貯蔵に関する温度の目安が示されています。

第18改正日本薬局方
通則 16
試験又は貯蔵に用いる温度は,原則として,具体的な数値 で記載する.
ただし,以下の記述を用いることができる.
  標準温度は20°C,
  常温は15 ~ 25°C,
  室温は1 ~ 30°C,
   微温は30 ~ 40°Cとする.
  冷所は,別に規定するもののほか, 1 ~ 15°Cの場所とする.

  冷水は10°C以下,
  微温湯は30 ~ 40°C,
  温湯は60 ~ 70°C,
  熱湯は約100°Cの水とする.

加熱した溶媒又は熱溶媒とは,その溶媒の沸点付近の温度 に熱したものをいい,
加温した溶媒又は温溶媒とは,通例, 60 ~ 70°Cに熱したものをいう.
水浴上又は水浴中で加熱す るとは,別に規定するもののほか,
沸騰している水浴又は約 100°Cの蒸気浴を用いて加熱することである.
通例,冷浸は15 ~ 25°C,温浸は35 ~ 45°Cで行う.

一方、日本産業規格では、常温を 20±15℃としているようです。
   (Wikipediaより)

posted by 管理人 at 00:14| Comment(0) | 日記

2021年08月21日

日本版敗血症診療ガイドライン2020(J-SSCG2020)特別編 COVID-19薬物療法に関するRapid/Living recommendations 第3.2版

7月12日にガイドライン改訂版が発表されました。
初版にはまだなかった治療薬についての情報が追加
されていますが、この改訂版の発表後に特例承認さ
れた抗体カクテル剤についてはまだ記載ありません。
太字の 
  赤字は投与する、
  青字は投与しない、
  黒字は現時点での推奨を提示しない、
提言です

推奨の適用は軽症〜重症の全患者
 対象は成人のCOVID-19患者で、
 自宅、ホテルなどの医療機関外で療養加療中の
   軽症患者
 酸素投与または入院加療を要する
   中等症患者
 集中治療管理を要する
   重症患者

CQ1. COVID-19患者にファビピラビルを投与するか?
  ファビピラビル(商品名アビガン):
 大丸1 酸素投与を必要としない軽症患者にファビピラビルの投与を弱く推奨 する(弱い推奨/低の確実性のエビデンス:GRADE 2C)
 大丸1 酸素投与/入院加療を必要とする中等症患者、ならびに人工呼吸器管 理/集中治療を必要とする重症患者に対するファビピラビルの投与に ついては、現時点では推奨を提示しない(no recommendation)

CQ2. COVID-19患者にレムデシビルを投与するか?
  レムデシビル(商品名ベクルリー)
 大丸1 酸素投与を必要としない軽症患者に対するレムデシビルの投与については、現時点では推奨を提示しない(no recommendation)
 大丸1 酸素投与/入院加療を必要とする中等症患者にレムデシビルの投与を弱く推奨する(弱い推奨/中の確実性のエビデンス:GRADE 2B)
 大丸1 人工呼吸器管理/集中治療を必要とする重症患者にレムデシビルを投与しないことを弱く推奨する(弱い推奨/中の確実性のエビデンス:GRADE 2B)
 
CQ3. COVID-19患者にヒドロキシクロロキンを投与するか?
  ヒドロキシクロロキン〔商品名プラケニル)
 大丸1 すべての重症度の COVID-19 患者にハイドロキシクロロキンを投与しないことを強く推奨する(強い推奨/中の確実性のエビデンス: GRADE 1B)

CQ4. COVID-19患者にステロイドを投与するか?
  デキサメタゾン:
 大丸1 酸素投与を必要としない軽症患者にステロイドを投与しないことを強く推奨する(強い推奨/中の確実性のエビデンス:GRADE 1B)
 大丸1 酸素投与/入院加療を必要とする中等症患者にステロイドを投与することを強く推奨する(強い推奨/中の確実性のエビデンス:GRADE 1B)
 大丸1 人工呼吸器管理/集中治療を必要とする重症患者にステロイドを投与することを強く推奨する(強い推奨/高の確実性のエビデンス:GRADE 1A)
 注 1:COVID-19 患者に対して用いる最適なステロイドの種類ならびに 投与量を決断するための直接比較研究が報告されているが、現時点で は、推奨を提示するにはエビデンスが不十分である。
注 2:ステロイドパルス療法は含まない

CQ-4-2 中等症/重症 COVID-19 患者にステロイドパルス療法を行うか?
 大丸1  酸素投与/入院加療を必要とする中等症患者、ならびに人工呼吸器 管理/集中治療を必要とする重症患者に対するステロイドパルス療 法については、現時点では推奨を提示しない(no recommendation)

CQ5. COVID-19患者にトシリズマブを投与するか?
  トシリズマブ(商品名アクテムラ)
 大丸1 酸素投与を必要としない軽症患者に対するトシリズマブの投与については、現時点では推奨を提示しない(no recommendation)
 大丸1  酸素投与/入院加療を必要とする中等症患者にトシリズマブの投与を弱く推奨する(弱い推奨/中の確実性のエビデンス:GRADE 2B)
 大丸1 人工呼吸器管理/集中治療を必要とする重症患者に対するトシリズマブの投与については、現時点では推奨を提示しない(no recommendation)

CQ-6 COVID-19 患者にシクレソニドを投与するか?
   シクレソニド(商品名オルベスコ )
 大丸1  すべての重症度の COVID-19 患者に対するシクレソニドの投与につい ては、現時点では推奨を提示しない(no recommendation)


CQ-7 COVID-19 患者に抗凝固療法を行うか?
大丸1  酸素投与を必要としない軽症患者に対する抗凝固療法については、現時点では推奨を提示しない(no recommendation)
 大丸1  酸素投与/入院加療を必要とする中等症患者、ならびに人工呼吸器管 理/集中治療を必要とする重症患者に抗凝固療法を行うことを弱く推奨 する(弱い推奨/低の確実性のエビデンス:GRADE 2C)
 注:現時点では COVID-19 患者に対して用いる最適な抗凝固薬の種類ならびに投与量を決断するための十分なエビデンスはない。また、重症患者の みを対象とした研究が少なく、中等症と重症を区別した推奨はできない。


CQ-8 COVID-19 患者にバリシチニブを投与するか?
   バリシチニブ(商品名オルミエント)
 大丸1 酸素投与/入院加療を必要としない軽症患者に対するバリシチニブの 投与については、現時点では推奨を提示しない(no recommendation)
 大丸1 酸素投与/入院加療を必要とする中等症患者にバリシチニブを投与することを、弱く推奨する(弱い推奨/低の確実性のエビデンス: GRADE 2C)
 大丸1 人工呼吸器管理/集中治療を必要とする重症患者に対するバリシチニ ブの投与については現時点では推奨を提示しない(no recommendation)


posted by 管理人 at 12:48| Comment(0) | 感染症

2020年11月06日

日本救急医学会・日本集中治療医学会合同のCOVID-19薬物療法ガイドライン v2

ガイドラインに修正が加えられました。
トシリズマブについての推奨度が記載されました。

CQ-5 COVID-19 患者にトシリズマブを投与するか?

推奨
◯ 酸素投与を必要としない軽症患者に対するトシリズマブの投与につい
ては、現時点では推奨を提示しない(no recommendation)

◯ 酸素投与/入院加療を必要とする中等症患者にトシリズマブの投与を
弱く推奨する(弱い推奨/低の確実性のエビデンス:GRADE 2C)
◯ 人工呼吸器管理/集中治療を必要とする重症患者に対するトシリズマ
ブの投与については、現時点では推奨を提示しない(no recommendation)




posted by 管理人 at 23:28| Comment(0) | 感染症